昨日は怒涛のように一日が過ぎていった。
やるべきことがあって、やらせたいこともあって、やってあげたいこともあって。
優先順位をつけながら、なんとか終わらせたけれど、これでよかったのかどうかは分からない。
こんな終わり方で、よかったのかな。
子どもたちの背中を見送りながら、そんな思いでいっぱいだった。
同時に、今の私には、こんな終わり方しかできなかったんだ、と冷静に思う自分もいる。
一日明けて今日。
子どもたちのいない一日が始まった。
今日は日直で、電話番として一日職員室に座ってなきゃいけなかった。
怖くてしかたがない職員室に、しかたがなく座っていた。
ものの一時間で限界がきた。
自分の教室が、クラスの子どもたちが、恋しかった。
一時間おきにトイレに逃げ込んで呼吸が落ち着くのを待った。
ああ、私にとっても、あのクラスは「居場所」だったんだなあ、と、思った。
言葉にならないぐらい、頭の中がぐちゃぐちゃで、考えがまとまらなくて、どうにもならない。
本当は今日は、お別れ遠足の日だったんだ。